「潰れたネジやサビついたネジ、どうやって外そう…?」
機械いじりやDIYで、こんな悩みに直面したことはありませんか?
そんな時に頼りになるのが、エンジニア株式会社が開発した画期的な工具『ネジザウルス』シリーズです。
ネジザウルスは、特殊な先端形状と優れたグリップ力で、普通のペンチやドライバーでは外せないネジを簡単に取り外せる便利ツールです。
ネジザウルスシリーズには用途に応じたさまざまなモデルが揃っています。
錆びたネジの錆落としに使える、ネジザウルスリキッドもあります。
そのためDIY初心者からプロの職人まで幅広いユーザーに愛用されています。
この記事では、ネジザウルスシリーズの特徴や選び方、実際の活用シーン、筆者自身が実際に使ってみておすすめの道具を詳しくご紹介します。
「どのモデルを選べばいいの?」「本当に使いやすいの?」といった疑問にもお答えしますので、ぜひ最後までお読みください!
ネジザウルスとは?特徴や選び方を紹介
ネジザウルスシリーズは、エンジニア株式会社が開発した商品です。
潰れたネジやサビついたネジなどの「普通の工具では外しにくいネジ」を簡単に取り外せる特殊な工具シリーズです。
工具の先端形状に特徴があり、穴が丸く潰れたネジを取り外す際に使用出来る、ネジザウルスがありま
す。

ネジザウルスは、スタッドボルトが折れてダブルナットにしてボルトを外したいけど、ナットがかかる範囲が無い時にも、ネジザウルスが使用出来ます。
先端の溝形状のおかげでしっかり工具が対象物を掴んでくれるので、非常に使いやすいです。
スタッドボルトの外し方は、この記事を参考にしてください。
六角穴が変形した六角穴付きボルトを外すのに使用出来る、ネジモグラがあります。

筆者自身、ネジモグラも使用したことがありますが、現在はアネックスのネジ取りビットとインパクトドライバーの方をメインで使用しています。どちらが良いかと聞かれたら、アネックスをおすすめします。
錆びたネジの錆落としには、ネジザウルスリキッドがあります。

頑固なサビだと一回のスプレーでは落ちきらないです。
その時は、きれいになるまでスプレーしてブラシで磨いてを繰り返します。
使用時の独特なにおいは、自動車用品の鉄粉落としスプレーと同じです。
このようなラインナップがあるので、DIY初心者からプロまで、幅広いユーザーに愛されている画期的なツールです。
用途別おすすめ工具と使い方
ネジザウルスシリーズはネジ頭が出ていて、ネジ穴が変形しているボルトへ使用出来る工具になります。
使い方
1.ネジの頭部を確認:なめていてドライバーや六角レンチがが使えないネジを探します
2.挟み込む:ネジザウルスの先端部分でネジの頭部をしっかりと挟みます
3.回す:反時計回りにゆっくりと力を加え、ネジを回して外します
おすすめ工具を紹介します。
・ネジザウルスGT
製品型式:PZ-58
ネジザウルスシリーズのスタンダードモデル。

・ネジザウルスRX
製品型式:PZ-59
グリップ力がさらに向上した上位モデル。ネジザウルスGTと比べて工具先端の幅が広くなってます。

・ネジザウルスVP
製品型式:PZ-65
バイスプライヤータイプ。締め付けた状態を保持しつつ、作業が可能。
バイス機構がネジを掴んでロックするため、固く締まったネジでも少ない力で回せます。
また口開き幅を調節することで、さまざまなワークの固定に使用できます。
最大Φ48mmの丸材も保持が出来ます。

ネジザウルスリキッドは、錆びたネジに使用出来る道具になります。
使い方
1.サビがひどい箇所へスプレーする:サビ部を目がけてネジザウルスリキッドを噴霧します
2.数分間放置します:噴霧した液体が紫色へ変色していきます
3.紫色へ変色した液体をきれいにしていきます:サビが落ちていない場合は、最初からやり直してください
・ネジザウルスリキッド
製品型式:ZC-29
ネジの錆び付きや固着を解消し、ネジザウルスのパフォーマンスを強化します。
サビがひどいものをきれいにするのにも使えます。

まとめ
この記事では、潰れたネジやサビついたネジのトラブル解決に役立つ「ネジザウルスシリーズ」の特徴や選び方、使い方を詳しく解説しました。
ネジザウルスは、頭が出ているボルトをつかむには最適です。
ねじ山の出代がしっかりあるスタッドボルトの取り外しは、こちらの記事を参考にしてください。
六角穴が変形しているボルトの取り外しは、こちらの記事の道具をおすすめします。
ネジザウルスリキッドは、ボルトのサビ落としに使えますが、さび付いた金属全般へ使えますので非常に便利です。
これからDIYを始める方はもちろん、プロユースでも効果を発揮する工具なので、ぜひ導入を検討してみてください!
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