【保存版】ねじの緩み止め完全ガイド|正しい緩み止め方法5選と原因解説

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正しい緩み止め方法5選と原因解説 作業方法

「しっかり締めたはずなのに、気づいたらネジが緩んでいる…」そんな経験をして、頭を抱えていませんか?



「一体どうすればいいのか…」と、適切な対処法が分からずに途方に暮れている方も多いはずです。


でも、もう安心してください。その悩み、今日で解決できます。この記事を読み終える頃には、あなたは「ネジの緩み止めの正しい方法」を完全に理解し、二度と緩みに悩まされることのない、強固な締結を実現できるようになります。



この記事では、ネジが緩むメカニズムを解明し、DIYから業務レベルまで使える「本当に効果のある緩み止め技術」を解説します。これを読めば、二度と緩みに悩まされることのない、強固な締結を実現できるようになります。



あなたのDIYや業務の質を劇的に向上させるための、決定版ガイドです。

ねじが緩む5つの主な原因

ネジが緩む一番の理由は「最初の締め付け力」がだんだん弱くなっていくことです。


ネジを締め付けると、ネジは「バネ」のように少し伸びて元に戻ろうとします。その時の元に戻る時の力を利用して部品をギュッと挟み締結しています。


この締結力が何かの理由で弱くなると、ナットやボルトが少しずつ回ってしまい、最終的に緩みます。



  1. 振動や衝撃
    • 機械がガタガタ振動すると、ボルト頭やナットと相手部品の間に「横方向の微妙なズレ」が繰り返し発生し、ネジ山同士が少しずつ滑って回転しやすくなります。
    • ボルトは元の長さに戻ろうとする「バネ」なので、楽な方向(締めるより力がいらない方向)=緩む方向へ少しずつ回ろうとします。
  2. 締め付け不足(トルク不足)
    • 初めからあまり力をかけずに締めると、クランプ力が弱く、少しの振動や荷重でも簡単にネジが動き出します。
    • 目安トルクよりかなり低い、工具が小さすぎる、増し締めをしていない、といった状態で起きやすいです。
  3. 締め過ぎ(塑性変形)
    • 規定以上の力で締めると、ネジが伸びすぎて「弾性変形」ではなく「塑性変形」になり、バネとしての役目が弱くなります。
    • 一度伸びきるとクランプ力が戻らず、時間とともに締め付け力が落ちて緩みやすくなります。
  4. 温度変化(熱膨張・収縮)
    • ネジと締結される部材の材質が違うと、温度が上がったり下がったりするたびに伸び方・縮み方が違い、締め付け力が変動します。
    • この繰り返しで、ネジの伸びが減った状態に落ち着いてしまい、結果として緩みが発生します。
  5. 座面のなじみ(沈み込み・クリープ)
    • 表面の凸凹が、使用中の荷重でつぶれて平らになっていくと、その分だけネジの伸びが減り、クランプ力が下がります。これを「座面の沈み込み」や「なじみ」と呼びます。
    • 樹脂部材などでは、時間と温度でじわじわ変形する「クリープ」が起こり、やはり締め付け力が落ちて緩みやすくなります。

ねじのゆるみを防ぐ!代表的な5つの方法と特徴まとめ

ねじは一度締めれば安心と思われがちですが、振動や熱、部材の「へたり」によって少しずつゆるんでしまいます 。



大切な機械を守るために、初心者でも実践できる「ゆるみ止め」の方法を分かりやすく紹介します。



ボルトの長さを変えられず、ボルトの出代が確保出来ない場合は、ダブルナットやハードロックナットの取り付けは出来ません。



状況に合わせて緩み止めの方法を選択してください。

座金を挟む

最も手軽で一般的な方法です。ねじと部材の間に挟んで使用します。筆者が以前、設計の仕事をしていた時に、客先の指定で緩み止めにばね座金を使うことは意味がないということで禁止されていました。

  • 平座金: 接地面を広くして部材への食い込み(陥没)を防ぎます 。   
  • ばね座金(スプリングワッシャー): バネの反発力を利用してねじを押し付け、回転しにくくします 。   
  • 歯付き座金: ギザギザの「歯」が部材に食い込むことで、強力に回転をストップさせます 。
       

ダブルナット(ナットを2個使って締め付け)

1本のボルトにナットを2個重ねて締め付ける方法です。 

  • ポイント: ただ2個締めるだけでは不十分です。上のナットを固定しながら、下のナットを「少し緩める方向」に回して、ナット同士を強く密着させる(ロッキング)のが正しいやり方です 。   
  • 注意: 薄いナットがある場合は、薄い方を下にするのが基本です 。ボルトの出代が確保出来ていないとダブルナットを取り付けることが出来ません。

ゆるみ止めナットを活用する

ナット自体にゆるまない工夫が施された便利なアイテムです。

  • ナイロンナット: ナット内部のナイロンリングがねじ山にしっかり食いつき、摩擦でゆるみを防ぎます 。   
  • ハードロックナット: 「クサビ」の原理を利用した2個1組のナットで、鉄道や橋などで使われるほど強力です 。   
  • 注意: ボルトの出代が確保出来ていないとダブルナットを取り付けることが出来ません。

ねじロック剤(接着剤)を塗る

ねじの隙間に専用の液体を垂らして固める化学的な方法です。ネジ山に塗布するだけなので施工は簡単です。

  • 選び方: 強度は「低強度(222)・中強度(243)・高強度(263)」の3種類あります。将来外す可能性があるなら「中強度」を選びましょう 。「高強度」は基本は外さない恒久固定・重要部位向けです。
  • コツ: 塗る前にねじの油分をしっかり拭き取ることが、効果を出す最大のポイントです 。「中強度」は工具を使って外せます。「高強度」を外す場合は加熱が必要になるレベルの固定力になります。


ロックタイトを使ったネジの締め付け、取り外しはこちらの記事を参照してください。

物理的に固定する(ピン・ワイヤー)

ねじが物理的に回らないよう、ピンや針金でロックする方法です。

  • 割りピン: ボルトの穴にピンを差し込んで先端を曲げ、ナットの脱落を防ぎます 。   
  • 舌付き座金: 座金の一部をハンマーで折り曲げて、ナットが回らないように壁を作ります 。


まとめ

本記事では、「しっかり締めたはずなのにネジが緩んでしまう」という多くの人が抱える悩みに対し、その根本原因から具体的な解決策までを網羅的に解説しました。ネジの緩みは単なる手直しの手間だけでなく、重大な事故や故障につながるリスクも孕んでいます。


しかし、緩みのメカニズムを正しく理解し、状況に応じた適切な「緩み止め」の手法を選択することで、このリスクは確実にコントロール可能です。正しい知識は、あなたのDIYや業務における信頼性を大きく向上させる鍵となります。


あなたはもうネジの緩みに悩む初心者ではありません。この知識を身につけた今、DIYや機械整備でプロ級の強固な締結を自在に実現できます。振動や熱に負けない自信を持って、毎日の作業を大胆に進めてください!



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